サファイア

第ニ話 サファイア

皆さんこんにちはHARUKIです!
HARUKIの宝石図鑑3つ目の宝石、今回は有名でダイヤモンドに次いでモース硬度が高く、様々な色がある宝石、サファイアです。
それではサファイアについてみていきましょう!

サファイアの特徴はこんな感じです。

サファイア コランダム 和名 鋼玉
硬度   9 ダイヤモンドの次に硬い
結晶系  六方晶系、三方晶形
化学組成 Al₂O₃
色    青、ピンク、緑、黄、紫、オレンジ、無色、黒
晶癖   錐状 樽のように中程が膨らんだ形状
光沢   金剛光沢~ガラス光沢
条痕   無色~白
劈開   なし
断口   貝殻状~不平坦
比重   4.0~4.1
透明度  透明~不透明
屈折率  1.76~1.77

ある程度サファイアについて知れたところでほかの特徴も見ていきましょう!

サファイアはルビーと同じくコランダムという鉱物であり、赤いものをルビーといい、それ以外のものをサファイアといいます。つまり青だけでなく黄色や緑もあるのです。ニッケルとクロムが含まれると黄色、鉄とチタンとクロムが含まれると紫(ヴァイオレット)、鉄とチタンが含まれると青、バナジウムが含まれるとカラーチェンジサファイアになります。他にもルビーと同じようにルチル(酸化チタン)が含まれるとスターサファイアになります。ルビーと同じ化学組成を持つサファイアですが、ルビーのような紫外線による蛍光は示しません。サファイアはルビーと同様、シリカの乏しい火成岩から産出しやすく、その周辺の川にも削られて落ちていることがあります。アメリカのモンタナ州やミズーリ川がその例です。モンタナ州やミズーリ川には様々な色のサファイアが落ちています。しかし大きさはせいぜい2~3㎜程度。アクセサリー等にするには難しいと思います。ただとてもきれいなのでぜひ行ってみてください。サファイアの重要産地はミャンマー、スリランカ、ナイジェリア、タイなどがあります。実は日本でも3㎜程度ですが宝石質のきれいなサファイアが奈良県で採取できます。そんなサファイアの歴史はとても古く、最も古い歴史的なサファイアは英国王室の王冠の先端にある十字架にはめ込まれたセントエドワードのサファイアです。

第三話サファイヤ 読んでいただき本当にありがとうございました。
まだまだ素敵な宝石を紹介していくので他のも見てくれたらとてもうれしいです!
それではまた見に来てくれるのを楽しみにしています。
バイバイ!

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